セイカでポン大会レポート

WRITTEN BY exit

ILLUSTRATED BY にゅう



こんにちわ。
セイカでポンで司会役をつとめさせていただいた出口です。
今回大会レポートを書くことになりました。
少しでも当日の熱気が伝わるレポートにしたいと思っています。
しばらくのあいだ、おつきあい下さい。


・セイカでポンへの道

まずは、なぜこのイベントを開催する事になったかを説明しましょう。
95年の発売以来、うちのサークルでじわじわとパネポンにハマる人間が増えてきて、「いつか大会やりたいねー」と冗談半分に言っていたのが事の発端でした。

それが学園祭でイベントとしてやることになり、公式ホームページを発見し、「こんな大会やります」とメールしたところ、開発者の方も来てくださることになり、どんどん話が大きくなっていったのでした。


・パネポン大会

今回の出場者は当初10人でしたが、後から来た人が加わり12人になりました。
そのせいか、いびつな形のトーナメント表ですね(^_^;


トーナメント表

参加者の腕前も、最高21連鎖の剛の者から、初めてパネポンをやった人まで、実にバラエティーに富んでいました。

様々な笑いと涙の渦を巻き起こしたトーナメントをダイジェストで振り返ってみましょう。


・2秒!

[一回戦第2試合]
精華にパネポンを広めた男 西垣さん VS プログラマーの西井さん


西垣さんはまわりからのブーイング(笑)にもかかわらずマイパッドの使用を敢行。
さあ、緊張の一戦、




スタートっ!

ぷしゅ〜〜〜〜。

2秒・二秒・弐秒!!!


なんと2秒で西垣さん自爆。会場は大爆笑につつまれました。
そのまま西井さんが押し切り二回戦進出。

以後、西垣さんは「2秒の男」 と呼ばれる事に…。

2秒(笑)


・長丁場

[二回戦第1試合]
司会者 出口 VS プログラマーの西井さん

メチャメチャ緊張してましたが、その緊張が心地よく感じられました。
試合は9分を超える試合になりました。あと少しでカウンターストップというところで緊張の糸が切れました。
その後、一本取り返しましたが、西井さん強し。2対1で西井さんが準決勝に進出されました。

ムチャクチャ強い精神力!
あれだけ、ピンチになっても動揺せずに切り抜けられるのは本当に戦ってみて凄さを感じました。


・優勝

[決勝戦]
LR押しっぱなしで戦う漢 奥井氏 VS セイカでポンスタッフ 田宮氏

決勝戦は西井さんを破り決勝戦に進出した奥井氏と初心者相手にも手を抜かない田宮氏の対決になりました。

この2人は徹夜でパネポンを繰り返してきた間柄。

朝だねー

軍配が上がったのはやはりキャリアの長い田宮氏でした。
おめでとうございます。
優勝賞品は学園祭で売られていた陶器のランプ。
しかし、それを用意したのは、実は田宮氏だったのでした。(^_^;
(以後、賞品を用意した人が優勝するというジンクスが続くことに)


ダイジェストということで紹介はしきれませんでしたが、他の試合も観客からの笑い声が絶えない見ていて楽しいものばかりでした。


・フリープレイ


大会終了後もフリープレイという形で対戦が続きました。

そのあいまに開発者の方からいろんなエピソードが聞けました。
どれもおもしろいものばかりで、そのうちのいくつかは用誤集のほうに入れておきました。

フリープレイも大変盛り上がり、17連鎖やスーファミのフリーズ(停止)などがありました。


・閉会

夕方の5時半から開始されたセイカでポンは、夜の9時過ぎまで続きました。

この日、一番心に残ったものは優勝者の田宮氏が開発者の方に言っていた言葉です。

「作ってくださってありがとうございました。」

パネポンが好きな人みんなが言いたかったことじゃないでしょうか。


・最後に

やはり、企画から実行まで4日、スタッフ4人の超アドリブ企画だったために、いろいろいたらないところがあったと思います。
一番悔やまれるのはビデオデッキがあったのに録画していなかった事です。
その場かぎりだからこそ、いいものなのかもしれませんけれどね。

そんな事もあったにもかかわらず、楽しい大会になったのは参加者のみなさんのパネポンへの愛のおかげだと思います。


ありがとうございました。


大会の熱気、少しは伝わったでしょうか?
あえて書いていませんでしたが、会場は今年完成した黎明館の200人規模の講義室を使いました。が、
あきらかに広すぎでした(笑)

この教室になったのは大きなプロジェクターテレビがあったためです。
その他にテレビを2台持ち込んで合計3台のSFCを用意しました。
トーナメントには当然プロジェクターテレビを使い、他の2台はウォーミングアップや初心者の人用に使ってもらいました。
巨大な画面にリップが映って「にんてんどー」とステレオで言ってくれた時は、ちょっとうれしかったですね。


さて、ここまでおつきあいくださってありがとうございます。
次回のセイカでポンは6月の学園祭の時にやりたいと話しています。
(うちの大学は年に2回お祭りがあるのです。)

みなさんのご参加を心からお待ちしています


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